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レポート:第66回アニメスタイルイベント 芦田豊雄の素顔を語る!?

はい。つーことで、行ってきましたよ。
1月11日にロフトプラスワンで開催された、「第66回アニメスタイルイベント 芦田豊雄の素顔を語る!?」。

回顧展のトークショーが1時間くらいだったんで、ま、そんなもんだろうとタカをくくっていたら、いやいや、延べ3時間にも及ぶトークが繰り広げられまして。しかも、内容が濃ゆい濃ゆい(笑)。
これをすべて網羅したら、それだけで超大作になってしまうので、ま、覚えてる範囲で、若干の脚色も加えつつ、ざっくりと、レポートしてみましょか。

司会は、アニメスタイル編集長の小黒祐一郎さん。ゲストは、神志那弘志さん、吉松孝博さんに、樹想社代表で『月刊OUT』の元編集長・大徳哲雄さん、そして、途中から参加のわたなべひろしさん。

第1部は、大徳さんを中心に、『月刊OUT』の芦田先生の連載の話がメイン。『月刊OUT』の投稿コーナー「芦田豊雄の人生冗談」を担当していた芦田先生。でも、当時、まだ、『ワタル』という作品にであっていなかった僕は、芦田先生のこと、まったく知らなかったんだよね。Wikipediaにはすげーこと書いてあるけどw、それだけ、自由奔放にやらせてもらってたんですね。
あ、でも、その後話題になった、「抗争」の話!このネタはわかります。たまたま、まんだらけかなんかで見つけた、先生の画集『芦田豊雄ILLUSTRATIONS』(1985年発行だって!)に、載ってましたもん!

激化する業界闘争の中で、台頭する2大勢力がついに激突した!中央線沿線に根城を持つ石黒組(組長・石黒昇)と、江古田を本拠地とする芦田興業(社長・トミー芦田)が、アップを無視した血戦に突入したのである!

なんて、いい大人が町中でモデルガンを手に大抗争を繰り広げるなんておバカ記事を大真面目にやってましたからね。いやぁ、いい時代だったんだなぁ(謎)
あとは、スタジオライブの同人誌『らでぃっく』の話とか。いわゆるライブの暴露&オフザケ本ですよ。こういうのを、真面目に一生懸命作ってたんですね。(あ、もちろん、仕事も真面目にやってますよ)さすがに僕も『らでぃっく』は持っていませんが、『らでぃっく2』なら持ってますよ。これは、1993年発行で、一般発売もされたんだよね。さすがに、装丁とかはちゃんとしてるけど、こういうノリで、作っていたんだろうなぁ、と。芦田先生、こういうの大好きだったんですよね。

第2部は、神志那弘志さん、吉松孝博さん、わたなべさんを中心に、スタジオライブの作品を振り返る!というもの。かなりはしょってるんで、わかりにくいところがあったらスミマセン。
『メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行』
松本零士さんがキャラ原案をやってたんだけど、キャラクターデザインが芦田さんで。ヤマトとかやってたから、もう、芦田ワールド満載なんだよね。チルチル?主人公、古代進にクリソツとか。あ~、このシーン、ヤマトにあったじゃんとか。いや、それどころか、本編にヤマトが出てましたよ。三輪昭宏が声の出演やってたんだよね、夜の女王様。すごいよね。
『サイボーグ009』
芦田さんの島村ジョーは憂いをおびてたね。芦田さん、けっこうムチャブリするんですよ。OPは金田(伊功)さんのキャラそのものだったけど、途中で面倒くさくなって白くしちゃったからね(笑)。
『Dr.スランプ アラレちゃん』
これで、画風がガラッと変わりましたよね。鳥山さんの影響だよね。「四墓村」の話があるんだけど、あの演出は秀逸。あと、おハルばあさんってのがいて、下から競り上がってきて、おせんべいをパリッとかじるんだけど。よく考えるよねあんなの。おせんべいのかけらの飛んでいく様がまた細かいんだ。吉松さんは、アラレちゃんのトレースが練習だったんだよね。海老沢さんが描くみどり先生がすごくステキだったんだ。
『魔法のプリンセスミンキーモモ』
これは、わたなべさん、只野さん、松下さんが関わってるよね。当時は作画枚数の制限がなくて、1本で6000枚くらい描いたかな。
『銀河漂流バイファム』
神田(武幸)さんのコンテがすごかったね。これも相当枚数描いたけど、サンライズに呼ばれて、枚数使いすぎと怒られたこともあったね。この作品はライブの総力が結集されてます。わたなべさん、ナウシカに誘われそうになったこともあったけど、芦田さんにバイファムやってほしいと言われ辞退したんだよね。当時のサンライズは硬派なロボットアニメが主だったから、そこにマンガみたいな絵を出すなと投書がきたこともあったよね。でも、バレンタインに各キャラにチョコがたくさんきたんだよね。版権ものもたくさん描いたなぁ。これで、ライブに版権窓口ができて、サンライズ通さずに描いてたりしたよね。結構ムチャだった。わたなべさんはライブ通さずに描いて原稿料もらってたりしたけど、芦田さん、大目に見てくれたよね。
『超力ロボ ガラット』
サンライズではなかったこと(黒歴史?)にされてるようなかわいそうな作品。主役の声優が、しょこたんのお父さんだったんだよね。社員がよく登場してたなぁ。どすこい姉妹は芦田さんの妄想の賜物でしょ。とにかく変なアニメだった。
『世紀末救世主伝説 北斗の拳』
フジテレビの岡プロデューサーからの直々のご指名だったんだよね。毎回、ワンカットでもいいからすごいシーン入れろとかいう。劇場版ではすごすぎてモザイク入っちゃってたもんね。指先にモザイク入ったらなんかヒワイなものに(笑)
『吸血鬼ハンターD』
この頃は芦田さん、ほとんど東映にいたんだよね。社員はなんか別のことしてた。クリスタル・トライアングルとか。
OVA
いやぁ、ミンキーモモのOVAは大変だったね。20000枚ですよ、頭おかしいのかと思った(笑)。テレビでやれなかったのを全部やろうみたいなノリだったね。「A1」のカットがよくなくなったりしてたけど、翌月雑誌に載ってたり、なんてこともあったなぁ。ガイバーは、大地(丙太郎)さんが撮影監督やってたんだけど、とにかく透過光すごかったね。白すぎてみんな飛んじゃった、みたいな(笑)。
『魔神英雄伝ワタル』
これは、松下(浩美)さんと只野(和子)さんの結婚式で、髪型が特徴の男の子を作りたいとか、そんな話をしてたんだよね。そしたら、『流星王子TOMMY』のが先にできちゃったという(笑)。ワタルのあの髪型と、龍神丸の模様とか、面倒くさくてしょうがなかったんだよねー。なかなか上手く描けない。松下さんはスラスラ描いてたけど。あと、クラマのあのヘアースタイル。こんなの、どうやって振り向かせるのとか。シバラクとかね、芦田さんのキャラ表がインチキなんですよ。こんなの振り向かせらんないぞー、みたいな。想像で描けないとワタルの原画は描けませんよね。芦田さんが「おぉ、こいつらキャラ表見て描いてるよ」みたいなこと言ってた事もあったけど、おいおい、そりゃそうだろって。
『魔動王グランゾート』
これはね、別にできてたキャラがあったの。どこかに掲載されたこともあったんだけど、それがイマイチだったんで、再度、芦田さんに依頼がきたんだよね。ナブーは吉松さんが、ラビは上杉(恵美子)さんがデザインしたもの。エンディングの躍りは、ワタルもそうだけど、松下さんが原画描いたんだよね。あの踊りはピカイチでしょ。ちなみに、大地のおでこと眉は松下さんがモデルなんだよね。
『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』
吉松さんだね。まさに、ライブ若手時代到来!っていう作品だったね。
『Pink』『小助さま力丸さま -コンペイ島の竜-』
鳥山さんにも影響与えたんだよね。芦田さん、すっごく嬉しそうだった。
『超幕末少年世紀タカマル』
そういえばこれ、DVD出てないんだよね…

そして、第3部。全員で、芦田さんの思い出。
回顧展にあった009のイラストは、当時息子さんがぬり絵にしていたもの。
(大徳)スタジオライブは江古田→平和台→板橋と移転してるけど、あんな辺鄙なところになぜ越してきたのか、未だに謎。
(神志那)回顧展はスタジオライブの面々が仕事しながら準備していたので、めちゃくちゃ大変だった。でも、いい形でお別れができた。まだまだ、原画は山のようにあるんですが、「回顧展」という形でやることは、もうありません。でも、別の形でなら、考えていきたいですね!
グランゾートの大人ヴァージョンって、本当は見せちゃいけないものだったんですよね。ボツになった企画って、実は、もっとたくさんあるんですよ。ビーストガンナーとか、GREENとか。権利の問題でなかなかだせないんだけどね。
芦田さんって、怒ることはなかったねぇ。口調は静かで、怒鳴ることはなかった。とても気を使う方なので、時々、回りくどい言い方をするんだよね(笑)。あぁ、そういうことだったの、みたいな。とても、気遣いのできる方。そして、とても丁寧な絵を描く方なんですよね。イラストとかじゃなくって、ぜひ、アニメに使った原画を見てもらいたいですよ。えぇ、次の機会にでも。

と、いうことで、芦田先生、あなたの魂(スピリット)は着実に受け継がれていますよ、ということを再認識した、今回のイベントでした。



芦田COLLECTION―芦田豊雄イラスト集芦田COLLECTION―芦田豊雄イラスト集
(1998/11)
芦田 豊雄

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電網遊者Wataru(でんきの電)
電脳の網=ネットワーク世界の遊び人、あそびにんネットワーカーと、偉大なる魔神英雄伝ワタルという作品の主人公から名前を拝借して、電網遊者Wataruです。が、オフ会の自己紹介の、「でんきの電に、じびきあみの網に…(ちなみに、いつもこのへんでストップがかかる)」で、いつのまにかすっかり「でんきの電」が定着しちゃいましたw

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